とことこトーゴ

トーゴがどこにあるか知っていますか?

トーゴでのお話はここで一度おしまい。次は、、、

ついに大学を卒業しました、しまでんです。

小学生の頃から続いていた学生生活も、ここでいったんおしまい。

4月からは、これまでに経験したことがない、社会人としての暮らしが始まります。

まあ、これまで通りに自分がやりたいことをやっているだけだけど。


その舞台はトーゴ…ではなく、日本の新潟。

私自身は、生まれも育ちも東京の100%東京人。親戚が暮らしているわけではありません。

じゃあ何をするのか。へへへ。


ここに、そのあらすじを書いておきます。

 

ザッツライト、またブログ書きます。ブログの内容があまりにも違うので、新しくブログを開設しました。

 

パソコンスキルは、これといって上達していないので、相変わらず簡素なものですが。

気になる方は下記のアドレスから見に来てください。

 

へへへ。それでは!

cestmoi.hatenablog.com

 

ゆとり世代
1990年代に生まれた子供たちは、ある種の”敬意”をもってそう呼ばれて育った。
そんな”幸運なやつら”の中でも、小学校、中学校、高校の12年間、
ずっとゆとり教育を受けてきたゆとりのエリートがいる。
95年に生まれたこどもたち。
スーパーラッキーベイビーズ。

ここに男が一人。
東京の高校、大学を卒業し、やってきたのは
新潟県魚沼市にある福山新田地区。
生活するには車が必須、冬になると何mも雪が積もるという。
コンクリートジャングル育ちの次なる舞台は、大自然
「土」の人と交流し、「風」としての役割を果たして、風土を生み出せ。
もちろん95年生まれ。オーマイゴット。

書きたいから書くってことで

冒険家って名乗りたい、しまでんです。


憧れます。

名刺に「冒険家・しまでん」

って書いてあったら、サイコーです。


ワクワク。

 

さて、

突然ですが、

 

"アフリカに行ってみたい"

 

って誰かが言っているのを聞いたことありませんか?


もしくは、あなた自身がそう思ったことはありませんか?

 

私は、まさしく後者です。


トーゴに行く理由を人に説明するとき、フランス語がどうだとか、自然がこうだとか、いくつか挙げてきました。


その理由の一つに…

"自分の足でアフリカの地を踏みしめたい"という漫然とした想いがあったこと、それは否定しません。


ちゃんとした理由があるわけではない。


それでも、"行ってみたい"という気持ちが、心の中にどことなく居座っているような。

 

考えてみれば、アフリカは言わずと知れた人類発祥の地。


そこを訪れることで、自らの種のルーツを知りたいと思うことは何ら不思議なことではないのかも…

 

少し話を変えます。


今、目の前にアフリカに行ってきた人がいるとします。


その彼、彼女にこう聞きたくなりませんか?


"アフリカ行ってきてどうだった?"と。

 

アフリカで何か新しい発見があったのか。


はたまた、人生観というやつが変わったのか。


私だったら、さぞかし質問を浴びせまくることでしょう。


この文章を読んでいるみなさんも、私と同じ感性を持ち合わせているという前提で進んでいきますね笑

 

そんなわけで、心のどこかで惹かれている場所、アフリカ。


そのアフリカのトーゴで、私はボランティアとして3ヶ月間暮らしていました。


そんな"私なり"に


"アフリカはどうだったのか、アフリカには何があるのか?"


という問いに答えてみようと思います。

 
頭フル回転させます。

 

 

 

アフリカは…

 

 

 

 

 

"自分がやりたいことをする"

 

人が集まるところ、だと思います。


どういうことかというと…


これまでにもさんざん書いてきたように、アフリカ、少なくてもトーゴの人は話好きです。


なんでもないことのために人を呼んで、他愛もないことを話します。


働いている人も近くの人とおしゃべりしてたりして、日本で働いている店員さんより、リラックスしながら仕事をしているように感じました。


話したいから話す。

 

また他のところでも、"やりたいことする奴ら感"はダダ漏れです。

 

朝だって昼だって、もちろん夜もやっているみんなの憩いの場であるbar、バー。


日が落ちて夜になると、外はまっくら。


夜になると、まるで光に集まる虫のように、彼らはバーで足を止め、おもいおもいにお酒を飲んでます。


音楽もこれでもかっってほど鳴り響いて…

 

しょーじきうるさい笑


日本じゃ考えられないほど自由に、のびのびとやっています。


飲みたいから飲む。


聴きたいから聴く。


歌いたいから、踊りたいから…

 


自分勝手だ!、ワガママだ!


日本だと、人からそう言われることが想像に難くありません。


私自身、トーゴに着いてから1ヶ月くらいは、「あーっもう!」と感じることが多くかったです。


でも次第にあまり気にならなくなっていき…


慣れとは恐ろしいものです笑


悪く言うとワガママですが、要は自分に正直に生きている、そんな風に感じました…

 

それから3ヶ月経ち、さあ日本に帰るぞ、という頃にはすっかり彼らのスタイルが私の中に浸透していました。


慣れとは恐ろしい(2回目)

 

こうなってくると、日本に帰ってからもトーゴに行く前とまったく同じ、とはいかず…


実際、話す回数、量が増えたイメージ。


みんなからウザいと思われてるかも笑

 


もう一つ、同じようなことで変化があったこと。


"人に会って話したい"と、とても感じるようになりました。


これまではSNS等で連絡して済ませるようなことでも、会って飲もう、会って話そう、と思うように。


交際費がかさむ。


それでも、より積極的に面と向かって話すようになってます。

 

トーゴでツラいなと感じたとき、助けてくれたのは友達の声。


声がとどく距離で話すことがこんなにも大事だとは…


気づけて良かった。


これからも、色んな人とどんどん会いますよー!

 

自分に正直に、まっすぐに暮らしているアフリカの人たち。


日本に住む私たちは決してしない、いや決してできない生活スタイル。


そんな生き方は、私には異質に、不思議に、そして色鮮やかに写りました。

 

それだからこそ、多くの人が惹かれるのかもしれませんね…


したいがまま、心を解き放つ…


             のような。


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これ以上は内緒です。にひひ。


少しでも引っかかりを感じたら、何かワクワクしてきたら、ぜひ自分の足で行ってみてください。

 

人々がありのまま、生き生きと暮らす、、、アフリカに。トーゴに。

 

それではー。

これまでとこれから。

 

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます、しまでんです。


日本に帰ってきてから10日間が経ち、だいぶ落ち着いてきました。


やはり、生まれ育った日本での生活の方が私に合っています笑

コタツに潜って、だっらだら。

 

さて、私はトーゴで3ヶ月ボランティア活動をしながら暮らし、その生活の中で感じたことを、これまでブログで書いてきました。


面倒くさがり屋の私が、ここまでよく続けられた…


それらを踏まえて、今回は私のトーゴでの生活全体をまとめていきたいと思います。


とことこトーゴ総括ver!
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トーゴで生活していて、一番感じたことは、日本との違いです。


あいさつは握手&スナップをします。


日本では一つ、日本語が話されているのに対し、パリメだとエヴェ語、トーゴ全体としてはフランス語を公用語にしています。


子どもたちが授業中に積極的に手を挙げる、我先にとみんなの前で歌う。


日本では水道をひねって水を飲んでいますが、トーゴでは袋に入った水を飲んでいました。


物価も全然違います。


移動に関しては、日本は電車、トーゴではバイクが主流。


日本では12時頃に寝ますが、トーゴでは9時頃には寝ていました。

 

パイナップルが美味しい!


日本とトーゴ、これだけ離れていれば違いがあって当然ですね。多種多様。

 

反対に、共通点もありました。


米を食べること。


原材料は異なるものの、臼に入れ、突いて、延ばす料理があること。


みんなで飲むことが好きなこと。


なにからなにまで違う、という訳でもないよう。興味深い。


相違点と共通点を実際にその場で感じることができたこと、これは良かったです。

 

次に、人。


日本では、家の外に出ると、知らない人とは話しません。

極力、他人に迷惑をかけないようにします。

自分の世界に没入。


私はこの暮らし方に慣れているので、日本の生活に不満はありません。端から見ると静かな空気。

東京の人は我関せず、洗練されたイメージ。

色で例えるなら白。

 

それと比べて、トーゴ

うるさい、おしゃべり、おせっかい。


道を歩いているだけで話しかけられる。

進みたくても、なかなか行けない。


すぐに求婚される。

「日本につれてって」って。

オーケーしたら、どうするんだ。


日本とは文化が違いすぎる。


そのことで、ストレスが溜まっていたことも。


パリメに来た当初はみんな何て言っているのか分からないし、めっちゃ声かけられるし。


うるせぇ、今は話しかけんな、って。


それでも、彼らはただ私に興味を持って、話しかけてくれているだけでした。


自分のことでいっぱいいっばいになっていて、その好意に気づけていなかった。


でも、日本の友だちと話したこと、それがキッカケで吹っ切れました。


トーゴに来たなら、フランス語を話したくて来たなら、とにかく話してみようと。


そう考えてからは、なるべくみんなと会話をするように。

上手く話せなくても、完璧に理解できなくても、口に出して声にする。


一生懸命に話していると、相手もちゃんと聞いてくれる。


そうしていると色んな人と知り合いになれる。

 

だんだんとパリメに溶け込んでいくような。


3ヶ月は短い、ここに馴染めかけたと思ったらもう帰国。

 

みんなに胸張って紹介するには時間が足りなかった。

それでも、現時点でここがアナザースカイの最有力候補。

 

 

着いていきなり適応する、そんなことは僕にはできません。


時間をかけて少しずつ。

 


パリメで暮らしている人たちは喋りたがりで明るいオレンジ色。


ちょっぴりオレンジが混じった白、それって何色なんだ。

 

 

最後は、日本に帰ってからのこと。


トーゴから帰ってきて色々話していた時、ふと言われた言葉。


「道路はデコボコなのに、ネットは通ってるんだ~!」


確かに。考えてみたら不思議なこと。


道路整備より、ネット回線。


それだけインターネットというものに重きを置く時代ってことなのかも。


インターネットは、インフラの一つなんだと実感しました。

 

もう一つだけ。

トーゴから帰ってきて、事後研修に行ってきました。


そこでは様々な国にボランティアで行ってきた人や、これから行く人が集まって、語り合ってました。


気づいたことは、私の考えの浅さ。


研修に来ている人は、向こうでのビジョンが明確、あっちで経験したことを他の人に的確に伝えてることができていました、、、


対して私は、自分の考えを言語化するのがへたっぴ。

 

感覚を言葉にするのは難しい。

 

もっと色んな人と話して、もっと色んな文章に触れて、色んな表現に出会おう。

 

みんなに私を的確に伝えられるように。

 

 

落ち込むこともあれば、嬉しいことも。


私は子どもに対しても、大人に対しても、どちらと話すときも変わらないそう。


相手に対して変なバイアスを持たずに、話し合うことができる。

単に、精神年齢が低いだけかもね。


これからは、子ども相手だけじゃなくて、もっと他の人にもその視点で。

男にも女にも、年輩にも若者にも、誰に対してもフラットな視点から話せるようになりたい。


クリアなレンズで世界を覗くことができたら、どんな気持ちなんだろう。

 

それこそ、小さな子どもたちが見ている世界。

見渡す限り、光り輝いているんだろな。

 

 

ちなみに研修場所は御殿場、堂々とした富士山を見ることができるところ。

快晴だとこんな写真も撮れる。
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だらだらと書き続けましたが、こんな感じ。


人間として成長できたかは分からないけど、このトーゴでの経験が、これからの私の背中を押してくれたりするのかな。


パリメで3ヶ月も暮らしてたんだぞ、あの時と比べればこんな状況なんともないだろ、ってね。

 

背中は任せた。

 

 

これが最後の更新かもしれないし、また何か付け加えるかもしれません。


このブログをみて、誰かがトーゴに少しでも興味を持ってくれたり、海外でボランティアすることを考えてくれたら、サイコーです。

 

それではこのへんで。

 

またねー。エイザンレー。

 

友だちは一生の宝。これは間違いない。


闘病中、しまでんです。


だいぶ良くなってきたので、もう少し。


元旦にはピンピンしているのか。

 

さて、今回はトーゴに来ているボランティア友達について。


遅すぎるな、この話題。


しかも、みんな今バカンスで旅行していて、もうトーゴで彼らと会うことはありません。

次はどこで会えるかな。


まあその代わりといえばなんですが、顔を合わせていたときには言えなかったことも書けたらいいなと。


んじゃ、いってみよー!

ちなみに全員ドイツの人です。

 

1人目、F君

彼は私と同じ活動をしていて、あと8ヶ月その活動を続けていく予定のやつ。


彼はとにかく日本人っぽい。


全然前に出たがらないし、歌やダンスなんてもってのほか。


とても優しい。謙虚。イケメン。


よく寝る。9時には寝てる。

夜にバーに誘っても、大体来ない。


ちなみに隣の家で暮らしてます。


簡単なドイツ語を教えてくれたのもコイツ。

しかしドイツ語の数の数え方は解せぬ。


日本語の「またね」がお気に入り。


彼が活動以外で外に出るのはまれ。

見れたらラッキー。


みんなから暇人だと思われてる。


ちなみに、月曜と木曜にフランス語の授業、水曜と金曜に図書館の活動が午後にあるので、ホントは全然暇人ではない。


なんでみんながそう思っているのかというと、私がそう噂したからである笑


彼にそう伝えたところ、そうだと思ってた、と。

てへぺろ


彼には一番お世話になりました!

私よりも全然フランス語上手いのに毎週フランス語の授業通ってるのは尊敬するし、マジメさは全体で一番だと。


ちなみに21歳、ベジタリアンです。


いつか君が人前で踊れるようになったら、また会おう、フロリアン
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2人目、Jさん。

活動内容は違うけど、同じ学校で活動していた人。

英語とスポーツの担当。


まずフランス語が上手い。ペラペラ。


歌も上手い。明るい。美女。


あと度胸がある。

人前でビビらずに話すし、踊るし、日本の集団面接が得意だと思う。


いわゆる"陽キャ"です。

これはいい意味で。


お酒も好き。ウイスキーがんがん飲む。

バカンス前の最後の登校日に、昼から飲んだのも彼女。


しかもなんと18歳!

高校卒業して、大学。ではなくてボランティア活動をしにトーゴに来ているみたい。


この活動が終わったら、また別のボランティア活動もする予定だとか。ひゃー。


高校生だった頃、そんな進路考えたことなかった。

ドイツでは珍しくないそう。


ロリアンと仲良し。

でも、フロリアンは照れ屋なので、彼女がひざまずいて手を差し出さないと握手しません笑


学校で授業のとき助けてもらったり、指パッチン上手くできない私と何回もやってくれたり、ありがとう!


次会うときまでに、フランス語ペラペラになっておくよ!


ドイツでは16歳からビール飲めて、18歳から強いお酒も飲めます。


トーゴのお酒の年齢制限は知りませんが、子どもでもビールやワイン飲んだりしているので、大丈夫でしょう。

 

3人目、Hさん。

畑での活動担当。


なんとお母さんが日本の人で、日本語を話します。


しかも家が隣。フロリアンじゃない方の。

ってことで、よく遊びに行ってました。


その家の小さな男の子が、私を見るといつも泣き出してしまう。

でもビスケットを持って行くと喜んで食べる、めっちゃ笑う。

現金なやつめ笑


とにかく常に笑顔。まぶしい。


トーゴの人にモテモテ。多分どこでもモテる。かわいい。

トーゴの友達に彼女に好意を持っているやつがいるけど、成就するかはゴットノウズ。


お腹が強い。水道の水飲んでる。

私は真似できません。

よく食べる。あの体のどこに入っているのか謎。


彼女も高校卒業して、ボランティアに来ている人。


しかも、このボランティアの前にグルジアで一年間ボランティアしていたそう。


現在、20歳。


ドイツで住んでいるところでも、畑をしているらしく、まさに適任。


イエローモンキーよろしく、炎天下での作業で日焼けしまくって、彼女はもうトーゴの人と同じくらい黒い。


それは言い過ぎかな。


体は小さめ。でも力持ち。

トーゴの人のように、頭に重たいバケツを乗っけて、運んでいる。


木登りも得意。パパイヤの木スイスイ登れる。


結構外に出ている。

家に行ったらいないよーと言われることもしばしば。


実際、一番助けてもらったのは彼女。

蚊帳もらったり、タオルケットもらったり、オレンジもらったり…もらいすぎ。


彼女と話すことで救われたこともあり。


助けてもらってばかりだったので、次はこっちが手を差し出す番だ!

 

ひとまず3人分。

みんないい人、かっこいい。


私も彼らのようになっていきたいな。


それでは!

詰めが甘いとは、まさにこのこと。

帰国日が迫ってきています、しまでんです。


あと数日で日本に戻ります。

日本は、やっぱり醤油のにおいがするんでしょか。

空港に着くのが楽しみです。

 

さて、そんな私ですが、現在熱にうなされています。


10月にトーゴに来てから、まったく病気にならなかったのに、最期の最後で体調を壊しました。


今回は、そんなまぬけな男の話。

 

バリメを出発()して戻ってきてから、体がだるいなーと感じていました。


でもただの疲れだろうと過ごしていて。


その二日後、朝起きると、めっちゃ気持ち悪い。

吐きそうだと感じ、ヒタイに手をくっつけてみると、あついあつい。


あっちゃー、このタイミングで病気かー。と。


とりあえず、ふらふらしながら、朝病院に行きました。


と、実はトーゴで病院に来るのは初めて。


というか、海外で病院に行ったことないんですが。


色んな人にどうすればいいか聞きながら、まずは問診。


「どうしましたー?」


「熱があります。」


「分かりました、それでは奥の部屋にお進みください。」


こんなやりとりをして、次は体重と体温測定。


と、問診室にいた女性が話しかけてくれて、一緒に院内を回ってくれることに。

助かります。


38℃の熱があることが分かり、診察室へ。


解熱剤を処方してもらったあと、マラリアの検査をすることに。


検査はとても簡単。


指に針でぷちっと刺し、血を採取。


5時間後に結果がでるので、また来てください、と。


そのあと、家に戻って解熱剤を飲み、少し寝ると、だいぶ楽になりました。

やはり薬は凄いな。


そのあと、病院に行くとどうやらマラリアではないよう。


よかった。


というわけで、色んな薬を処方してもらい、今はひたすら家で寝てます。


ちなみに、まだ治ってはいません。

恐るべし、トーゴの風邪。


ってなわけで、今回は風邪ひいた話でした。


来てすぐの頃に風邪になってたら、何言ってるか分かんなくてもっと大変だっただろうな。


海外で病院に行くときは、誰かに付き添ってもらった方がいいですよ。


その一緒に来てくれた女性は、そのあと毎日電話くれて、具合はどうかと尋ねてくれる優しい方でした。

 

それでは。

共に生きていく、共生。

体中が痛い、しまでんです。


筋肉痛です。

重いリュックを背負って、3時間歩いただけですが、起きてみると背中と足が痛い。


これは、どっちにしろ120kmは歩けなかったかも知れません。

 

さて、そんな自業自得な話は置いといて…


1日ぶりのホストファミリーの家。


広い家の中では、イヌも暮らしています。


しかし、残念ながら私は動物が得意ではありません。


そんな私が、3ヶ月間でどの程度克服できたのか。


今回はそんなお話。

 

出会って間もない最初の頃は、触ることすらままならず。


ちょんっ、と触っては引っ込めての繰り返しでした。


そんな私にも丁寧に接してくれて…

 

今では…
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ベットが占拠されるくらいまで仲良くなりました。


部屋の中にいても、ドアから侵入してきて、体中舐められます。


くすぐったくてあんまり好きではなかったのですが、もう慣れました。


あとめっちゃ咬んできます。

私のこと、おもちゃだと思っているんでしょうか。

 

でもこれまでに、ひっかかれたとか、血が出るほど咬まれたことはありません。


私としても、近くにきても怖いなと感じることはなくなりました。

 

ってことで、少しは動物嫌いもましになったかなと。


感謝してます。

でも、ベットは取らないでくれ。

 

トーゴに来る前は、イヌやネコには近づかないようにしようと心がけていました。


狂犬病のリスクは出来るだけ避けたいので。

 

しかしいざ蓋を開けてみると、私の家のイヌにはベット取られるし、隣の家のネコには食べ物取られるしで、当初の考えはどっかいってしまいました。


それにしても、取られてばっかだな。

完全にナメられている。


まあ、それでも仲良くできるならいいかなと思えた、そんなお話でした。

 

そうは言っても、トーゴを訪れるときは野生のイヌやネコには気をつけてくださいね。


むやみに動物と接するのは、狂犬病のリスクを高めるだけですから。

 

それでは。

ミッション6アワーズ。


孤独はつらいよ、しまでんです。


一人っ子は食べるのが早いと言われています。


食事中に人と話すことがないので、さっさと済ませようと早くなるとのこと。


その通りだと思います。


私自身も食べるのが早く、よく友人に言われるので、人と食べるときは出来るだけ意識しています。

 

一人っ子といえば、一人っ子は寂しがり屋が多い気がします。

何を隠そう、私もその1人…

 

さて、私の活動はすでに終了していて、最後の一週間は旅に出ようと考えていました。


パリメから空港があるロメまで120km、一週間かけて歩いてみようと思い、26日の朝にパリメを出発。


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色んな人に別れのあいさつをして、3ヶ月分の荷物を背負い、いざ!
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まずは、隣町のアグーという町を目指すことに。


バイクで30分ほどの距離。

予想では3時間かかるかなと。


道の途中、警官の方に止められて、

「何しているの?」

「アグーまで歩きます。」

「いい運動になるね、気をつけて。」と。


歩道らしい歩道がないので、道中で何度も車にハネられそうになりながら…


9時30分にパリメを出て、12時30分頃にアグーに到着したので、予想通り。


ちょうどお腹が減っていたので、アグーで昼ご飯を食べました。


スパゲッティを注文して、一息つくと、少し考え事をしました。


これまでの3ヶ月間がどれだけ楽しかったか。


パリメで様々な人と出会えたこと。


とか考えていると、それと比べて今自分は何をしているのだろうと思い…


1人で、果てしない距離を、重い荷物を背負って、ひたすら歩いて。


まだ日本に帰るまでに時間はあるのに。





食べ終わってゆっくりすると14時頃、もう答えはでていました。


近くのバイクタクシーの人に話しかけ、

「パリメまで!」

 

そうして、旅立ったその日のうちに、のこのことパリメに戻ってきました。


15時にはパリメにいたので、合計6時間の旅でした。

 

今日お別れしたばっかなのに、すぐに戻ってきた私。


そんな私をみんな笑って迎えてくれました。

 

ありがとうございます。ご迷惑をおかけしました。


もう少しだけ、お世話になります。

 

改めて書いてみると、まったくヒドい話ですね。

 

ってことで、今回はしまでんの家出の話でした。


ホストファザーのお父さん、特にご心配おかけしてまことに申し訳ございませんでした。

 

それでは。