とことこトーゴ

トーゴがどこにあるか知っていますか?

あいさつは全ての基本。言葉と気持ち。

こんにちは!


3ヶ月のボランティアとかいって、すでに1ヶ月は経過しているから、1ヶ月前の自分の日記見てその時を思い返している、しまでんです。


まず初めに何を書こうかなと考えましたが、やっぱりあいさつですかね。


あいさつ…日本であいさつっていうと

「こんにちは」と口で言い合うのが、一般的かなと思います。

軽くおじぎして済ませる場合もあるかな。

知り合いとかにあったときには、あいさつするけど、他人にはあまりしませんよね。


さて、んじゃトーゴはどんなあいさつなのさって話ですが、まず何語かによります。


トーゴは、フランス語が公用語の国なので、みなさんフランス語が話せるのですが、私がいるトーゴのパリメでは、現地の言葉、エヴェ語という言語もあるのです。


日本だと頭がいいイメージがあるバイリンガルも、トーゴではエヴェ語、フランス語と当たり前なのです。すげー。


フランス語だと初めはボンジュール、エヴェ語だとンディ?かな。

そのあと、調子はどうですかという意味の言葉を交わします。どっちの言語でも。


それで、このタイミングでハンドジェスチャーが入ります。


あー、これは分かる、握手でしょ握手、海外の人よくやるもんね…

じゃん、そう思いますよね?


いや、握手なんですよ大体は。

右手で握手するのですが、お互いの手をほどき際に、二人とも相手の指と自分の指を使って指ぱっちんするんです。


なーに言ってるんだこいつ、って思うじゃないですか、これホントです。


互いの指を使ってパチンッ、初めて見たときは仲がいい人通しのジェスチャーかなって思ってたんですが、違うようで。みんなやってます。あっちでぱちん、こっちでぱちんと。

 
f:id:u4mada:20171103232053j:imageこんな感じ。分かりづらいな笑


結構、初対面の人ともやりますね。

注意しなきゃいけない点は、自分より高い身分の人と握手するときに、相手が指をならそうとしていない場合はならさないという点ですね。察しましょう、日本人ならできます笑


あと、こっちの人は知らない人にもあいさつします。全然ふつーに。

道を歩いてるだけであいさつされます。

それは、日本人が珍しいというのもあるとは思いますが。


とりあえず、トーゴのあいさつは、『右手で握手して、指ぱっちん』です。これだけでも覚えてください。


右手、右手と書くのには理由がありまして…


・右手を使う文化

・左利きの苦悩   です。


こちらは、食事をするのも右手、ものをとるのも右手の文化なんですねー。

なんで左手ではやらないの?と尋ねたことがあるのですが、゛左手は用を足したあと、体のある部分を拭くときに使う゛そうなので、人と握手する時には失礼だと。なるほど


ここで思いますよね、左利きの人どうするのって。

なにを隠そう、私自身左利きなのでね。

実際に、左利きのアイス屋の店員さんに会ったことがあるのですが、そういうものだそうです。

ずっと右手使っていれば慣れるものかなと。

それに、もとが左利きなら両利きにもなれそうだし、お得かも笑


しかーし、こちらはそうはいきません!

指ぱっちん、左手でなら昔からやっていましたよ。学校で家でところ構わず。指が太くなるって言われてもやり続けてましたよ。

でもさ、右手ではあまりできないんですよ。

みなさん、利き手じゃない方でできます?、少なくても私はできません。

こうなるとどうなるか、あいさつする度に消化不良の指ぱっちんをして、笑われるという。

あいさつすらまともできないおとこなのです。


ちなみに、これまでの話から私、しまでんはフランス語を話すことができるのであろうと思っているかもしれません。

話せません。いや、厳密に言うと、少しは話すことはできます。それこそあいさつ程度とか、今日はこんなことしたんだとか。


でも日常会話が話せるかと言われると、怪しい。噛み砕いて説明してもらって、「ああ、そういうことか」と理解できるレベルです。

一応仏検2級は持ってるので、分かる人はその程度と判断してください。


私はフランス語より英語の方が話せると思うのですが、英語はほとんど使っていません。

そんなこともある。


エヴェ語は、ほぼさっぱり。でもお高く飾っていない感じがして、私は好きですよ、エヴェ語。また、今度エヴェ語についても書きますね。


ということで、私は日本語以外に話せる言語はないですね。残念。

 

海外ボランティアに興味があるけど、言語が不安だなーと感じている人がいましたら、その点はあんまり気にしなくていいと思います。


私がトーゴでボランティアをしたいと思った理由の一つに、大学でフランス語を学んだので、どうせなら話すことができるようになりたいからフランス語圏のトーゴを選んだという気持ちがあります。

そういう思いを持ってボランティアに来ている人にも会いましたし、少なくないと思います。


上手く話せないからってバカにされたり、怒られることなんてないですよ。


僕自身、毎日上手くないフランス語を話しています。そのことを恥ずかしいなって思う自分もいます。それでも周りの人は理解しようとしてくれるし、話しかけてくれます。


言語だし、話して聞いて、そういう積み重ねで改善されていくのではないでしょうか。 


上手く話せないからどうしようではなくて、行って現地で話せるようになればいいんじゃないかなーって。


なんたって、ここはトーゴですからね。ここでフランス語が上手く話せないからって日本での生活には微塵も影響しませんし。誰にも覗かれない修行部屋のような?


と、少し話はそれましたが、帰国するまでには右手で指ぱっちん、あいさつの時のジェスチャーをきれいにできるようになりたいって話でした。

フランス語も今よりもっと上手く伝えられるようにしていきます!

 


それでは、また次回!