友人Mは日本人。
人に自分の弱みを見せることが苦手、しまでんです。
自分の話をすることはもちろん好きなんですけど、自分の悩みを人に上手く相談することができません。
話そうと思っていても、いざその場面になると、ふざけてしまったり、はぐらかしてしまったりして、なんだかなーと。
そんな私がトーゴに来て、日本にいる友人と電話したお話。
めっちゃ個人的な話です。全然共感できないかも。
トーゴのパリメに来てから1ヶ月は経過して、だんだんこちらの生活に慣れてきたかなと思っていたぼく。
数日前に突然、日本にいる友人Mから連絡が来て、電話することになりました。
その時はあんまり何にも考えていませんでした。話すことは好きなので、久しぶりに話そうと。
さて、いざ電話が繋がって色々な話をしました。
会話の初めは、最近どう?とか、こっち来いよ笑とか。
そんな感じで少し話をしていると、どこか上手く言葉で表現できないなと感じて。
トーゴにいて、日本語を普段使わないから忘れちゃったのか?なんて考えていたのですが、なんか違う。
話が続くにつれ、やっぱりおかしいぞと。
こんなに日本語下手だったか?と考えるまでに。
友人Mとは、トーゴに来た理由や生活とか、今自分が何がしたいのかとか、そんな話を一時間くらいしていたのですが、電話を終えてぼーっとしていると、だんだん言葉を上手く紡ぐことが出来ない訳が分かってきました。
疲れていたのだと思います。こちらでの生活に。
日本語が通じない国で暮らすこと、そのことが日本語以外の言語がすらすら話すことが出来ない私にとって、目には見えないストレスのようなものになっていたのかなと。
簡単な会話しかできないこと。私にとってこれは重大な問題でした。
また、どうしても日本での生活とこちらの生活を比べてしまって、日本にいるならこういうことするなーと考え、そちらに近づけようと努力したり。
普通に考えればトーゴと日本は全然違うので、同じにすることなんてできないのに。
将来に対する不安のようなものも感じていたのかもしれません。
ボランティア活動を終えて日本に戻ってから、大学を卒業して、その先は?
次の道が決まっている訳じゃないのに、ここで活動してていいのか?、この経験が何のためになるのか?なんて。
何のためになんて、なんかの歌みたいですね。
そんな風に考えていたことに、友人Aとの電話で気づきました。
具体的に友人Mがこういう風にするといいよ等のアドバイスをしてくれたとか、そういうことではないのですが、でも話すことでこんなにも気持ちが楽になるものかと。
話すだけで良かったんです。というより、話すことが必要だったんです。
その後は、一気に心が晴れました。
ずっと、もやがかかっていた空が、急に青空になったような。
こうなると、もういつも通りですね。
なんなら、いつもより気分がいいです。
その後は、家に帰る前に近くにある市場をざっと覗いて、色々な人と話してきました。
お店を出している人、お客さんとして来ている人、走り回ってる子供たち。
その日はいつもより調子よく、人と話せていた気がします。
こっちは雲が吹き飛んだのでずっと笑顔、そうすると話している相手もつられて笑顔。みたいな。
私の目に映る世界も、だいぶ綺麗に鮮やかに感じられました。
家に帰ってから、今日の思いついたことを纏めようと文字にすると、さらにすっきり。
本当に助けられました。
友人M、ありがとうございます。
日本は真夜中にも関わらず、長い間通話してもらって、感謝してます。
もし、何か普段と違うと感じたら、それは心が、体が疲れちゃっているのかもしれません。
そんなときは誰かと話してみるのも良いのではないでしょうか?
これまで以上に人との関わりを大事にしていこうと思えた、そんな日でした。
これはただの日記ですね笑
トーゴ話も書いていくので、今回は許してください。
掴むにはもう少しかかりそうだけど、無理じゃない。いけそう。
それでは!