じゅぷぱーるれふらんせ?
話すことが好き、しまでんです。
人と話すことで安心できたり、また今まで知らなかった世界をかいま見れたりできる、なんて素晴らしいのだろう笑
だからこそ、今よりもっと上手く話したり、聞いたりができるようになりたいです。
さて前にも書きましたが、私がトーゴでボランティアをしようと思ったのには、フランス語圏の国に行きたかったという理由があります。
大学に入ってからフランス語の勉強を初めて今年で四年目。
なので、実際にフランス語を話している国に行き、どのくらい自分のフランス語が通じるのかを試してみたいと思い、トーゴに来ました。
じゃあ、トーゴではなくてフランスの方がいいんじゃないの?
と思われるかもしれません。
どうせフランスまで行くんだったら、もうちょっと先のアフリカの国まで行ってみたいじゃないですか笑
そんな私がトーゴに来て約2ヶ月、来る前より話せるようになったのか、どうなのか、気になっていました。
自分ではどのくらい話すことができるのか、いまいち分からないですよね。
ですが、前の水曜日に起きた二つの体験を通して、自分のレベルを良くも悪くも実感することになりました。
というわけで、今回は私の変化の話。
今週の水曜日の午後、トーゴのここパリメで活動しているボランティアが全員現地の団体のオフィスに集まりました。
私以外の16人が全員ドイツ人というアウェー感。
そこで、自分たちの活動内容と、その活動に意味はあると思うのか、また改善点についての報告を行いました。
私の活動はこれまでに書いている通り、もう一人のドイツの人と一緒に中学校の図書館で子供たちに読書をする楽しさや意味を伝えるものです。
ちなみに、私がこの図書館での活動を選んだのには理由があります。
私は大学でフランス語の勉強をしてきたといっても、座学がほとんどで話したり聞いたりはあまりしてこなかったため、コミュニケーションの全てをフランス語の会話でとるような活動はできないだろうと考えていました。
そんななかで、図書館で読書について子供たちに考えてもらう活動は、マウス-トゥ-マウスの会話と比べて、上手く言葉で伝えることができなくても、本を介することで伝えられるのではないかと思いこの活動を選択しました。
自分でも書いててよく分からなくなってきました笑
つまり、足りない語学力を本に補ってもらおうということです。
さて話は水曜日に戻り、私たちの活動の他にも、学校で英語や数学の授業をしている人、孤児院で子供の面倒を見ている人など様々な活動があるので、その活動をみんなで共有しようというわけです。
各活動ごとに報告をしていき、いざ私たちの番。
私はドイツ語がもちろん話せないので、フランス語で報告を始めました。
普段は何時からどのくらい、どんな授業を行っているのかの活動内容は話せていたかと思います。
しかし、意味があると思うか、改善点は何があるかなどを報告する際に、全然言葉が出て来なくて焦ってしまい…
結局、そこの部分は日本語が話せる人に一度日本語で伝えて、訳してもらいました。
その時は悔しかったです。
活動内容の報告は、何を話そうかなと頭の中でなんとなく考えていたので、フランス語で伝えることができたのだと思います。
しかし、その後のことはあまり考えていなかったため、考えて出てくる言葉をフランス語に変換する余裕がなく、友人に助けてもらうかたちになりました。
もっときっちり整理できていれば…
というか、すぐにでも言葉を置き換えられるようにしなくてはと実感することになりました。
まだまだフランス語での会話の経験が足りないようです。
そんな感じで報告会は終わり、私は悔しさを感じながら家に向かって歩き始めました。
と、その途中で友人たちに出くわし、しばらく話すことに。
会話の内容はくだらないことなので割愛しますが、10分くらい話していました。
すると、ふと「初めてここに来たときより、フランス語上手くなってるね。」と一人の友人に言われました。
さっき散々な思いをしただけに私は疑って「本当?」などと言いましたが、ここに初めて来たときより進歩したと誉めてくれました。
私が何言っているか分かるし、質問にもちゃんと答えていると。おおー。
いや、ってことは最初は何いっているか全然分かんなかったってことかよ!笑
でも、それは嬉しい。
悔しい思いをしたあとなので、喜びも一段と。
すらすら話せるレベルはまだまだ遠いですが、ここに来る前よりはレベルアップできているのかな。
ということで、悔しさ嬉しさのお話でした。
あと1ヶ月強で日本に戻りますが、それまでに今よりも少しずつ、少しずつ、自分のフランス語を磨いていこうと改めて思えた、私にとってそんな一日でした。
頑張ります、それでは。