とことこトーゴ

トーゴがどこにあるか知っていますか?

雨に打たれて。


畑仕事も続けてます、しまでんです。


主な活動ではないですが、週に1~2回程度、畑の方に顔を出し、お手伝いをしています。

体を動かすことも大事ですからね。


さて、そんな畑も私がトーゴに来てからの2ヶ月でだいぶ変化してきました。

今回は、現在の畑の様子をお見せしていきます。
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まず、これが2ヶ月前の写真です。

土を耕して植物を植えた直後で、まっさらきれいな畑でした。


それでは、現在のお姿…


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ドン!

どうでしょう。

植えた植物がどんどん成長してきて、茶色1色だった畑にも緑が加わり、みんなの活動が実を結んできていることが分かりますね。


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また畑の数も前よりも増えて、今では全ての畑に水をやるのに、5~6人ががりでも、なんと1時間以上!

1日に朝と午後の2回水をやることもあるのです。

川からバケツで運んでくる水も重いし、大変な作業。


私がしている図書館での活動よりも、体力面の負担が大きい活動だなとお手伝いをする度に思っています。


そんな過酷な水やりですが、ある条件下では省略されることも。


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そうです。雨。

私たち人の手で水をやるよりも、まんべんなく、またより多くの水を植物たちに与えてくれるその姿は、まさに恵みの雨!


作業が大変なだけに、雨降ってくれーと願うときもしばしば。

雨乞いのやり方、どこかで習っておくんだった…笑


しかもトーゴに来た当初、毎日のようにとても強い雨が降っていました。

そう雨期だったのです。


しかし2ヶ月という時間の流れにより、今や雨がまったく降らない乾期に差し掛かっているという。


くっ…畑仕事にとっては辛い時期だ。

私はこの活動が時々だからまだいいのですが、毎日活動しているボランティアにとっては死活問題。


そんなトーゴで、前の木曜日に久し振りに雨が降りました!

それも畑での活動の真っ最中に。


その日は学校での活動が無かったので、朝からお手伝いしていたのですが、午後も活動があるということで、そちらにも参加。


しかし、午後の活動を始める前から雲行きが怪しく、一雨来そうな空模様。


そんな中、水やりをしていたのですが、40分くらいでポツポツと降り出して。


(これは活動中止か?)と思うも、「もっと雨が強くならないと中止にはできない」と言われ…

雨足が強くなることを、まさしく天に祈っていました。

謎の踊りをみんなで踊っていました。

雨乞いダンスin トーゴ


その甲斐あってか、しばらくすると猛烈な雨へと様変わりして、活動の中止が告げられ…


その後は空に感謝しながら、急いでみんなで家へと向かいました。


畑での活動をすることで、雨が嬉しく思えることもあるんだなと実感しましたね。


ちなみに、この畑は周りの景色も抜群に良くて、夕方にはこんな顔を見せてくれたりもします。

 
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活動後には、育ったパパイヤをみんなで食べることも!


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畑仕事は"自然と共に生きる”を体現しているお仕事ですね。

天も地も、そのありがたみを感じることができる美しいお仕事のお話でした。

 

それでは!