食べ物、発展編。
これなーんだ?
日本の餅つきではありません。
食べたもので体はできている、しまでんです。
体調管理のためにも、好き嫌い無く食べた方がいいですよね。
作った人も、自分の料理を美味しそうに食べているのを見たら満足できます。
さて、ずいぶんと紹介が遅れましたが、今回はトーゴの料理のお話です。
トーゴではどんなものを食べているのでしょうか。
トーゴ料理の紹介なのに、最初の料理がモロッコ料理なのは、ひみつ…
これは…
そう、クスクスです。
お米ではなく、もっと小さなつぶ(とうもろこしだったかな)とソースを一緒に食べる料理です。
日本でも結構有名な料理です。
トーゴでもこの料理はポピュラーで、スーパーなどにも必ず置いてあります、
実は、トーゴに来る前にモロッコを訪れたことがあり、そのときにもクスクスを口にしたのですが、正直あまり得意ではありませんでした。
しかし、トーゴに来てから何回も食べているうちに、だんだんと苦手ではなくなってきて、今では結構好きな料理の一つです。
さて、次は…
こちら、ベイと呼ばれている料理です。
豆などが入ったソースに、ファリーンという白い粉末状のものをつけて食べる料理です。
初めてこの料理を食べたとき、食べるのに1時間ほどかかりました。
しかも、ファリーンは残すありさま。
そうです、この料理が私がトーゴで唯一食べられなかった料理です。
この粉はソースにつけるとカタマるのですが、その感触が私にはダメでした。
家族にも苦手だということは伝わったようで、この日以降、ファリーンの代わりにパンを添えてもらうことに。
ご迷惑をおかけしています。
ちなみに、一緒に活動している先生の家に遊びに行ったときにこの料理が出てきた、なんてこともありました笑
しかし、二回目ということもあってか、最初の時より辛くなかったです。
さて、3皿目。
こちらの料理は我が家ではジャングルマンと呼んでいます。
でもお店で食べたときはピノという名前だったので諸説あり。
お父さんは、インディアンが食べている料理だと教えてくれました。
この料理は、ピーマンやトマトや肉を混ぜて固めた料理のようです。
フォークでつついて食べます。
味は美味しいですよ。練り物系が好きな人ならきっとハマるはず。
ただ、時々ピーマンが大量に入っている時があり、それを食べるとしばらくトイレから出られなくなります笑
ちなみに、右に写っている黒い塊は豚肉です。これもおいしい。
いよいよ最後の4皿目。
トーゴの料理といったら?と尋ねたら、みんな口を揃えてこう言うでしょう。
「フフーーー!」
まずはこちらをご覧ください。
これはフフの元となる食材です。
ゴボウとかレンコンがイメージとしては近いかも。
その皮を包丁等で剥いて。
突きます。写真のように。
日本の餅つきで餅米を突くように、トーゴでも突いて料理を作る文化があるんですね。
こんなに遠く離れた国なのに、同じような道具を用いて、同じように食材を突くことで食べるなんて…
初めて見たときは衝撃でした。
人はなぜ突くのか、DNAにでも擦り込まれているのでしょうか。
どなたか、解明していただけると助かります。
さてこの突く作業、餅つきと同じく、結構力が必要で大変です。
何回かやらせてもらいましたが、貧弱で力になることができませんでした。
トーゴの人は小さい頃からフフを突いているのもあって、腕の筋肉が凄いです。
私より一回りくらい大きな腕をしています、女性の方が。
わぁーお。
そして、2人がかりで突くこと数分…
じゃじゃーん!
大きなまんじゅうのように見えますね。
ちなみに、これは7人で食べたときの量です。
写真の右側を見てもらえば分かる通り、このフフをつけるスープも作って完成です。
このフフを食べるときは、右手でフフを掴んで、スープにつけて食べます。
このスープは鶏ベースのもの、めちゃくちゃ美味しかった。
写真には写していませんが、左のパパイヤの下の方に見切れているのは、ソラビというとても強いトーゴのお酒です。
フフを食べてお腹いっぱいになったら、ソラビを飲んで、また食べるそう。
おかしくなる笑
というわけで、今回はトーゴの料理のお話でした。
日本にもトーゴ料理のお店があるので、興味があったら一度どうぞ。
もちろん、トーゴに行ってみるのもおすすめ!!
それでは!